2007年01月22日

ミクロの善とマクロの善

社長の仕事というのは決断の毎日です。この記事を読んでいる方

が社長さん起業家ではなくても,小さな意思決定は一日一日

を作る要素です。例えばあなたが会社勤めだとします。朝起きて

会社に行く時も,行くという決断を下しているのです。

「朝起きて眠いなぁ,会社行きたくないな」と思っても

布団から出て,普通の人は会社に行きます。そこには

見えざるルールがあります。それをミクロの善・マクロの善

と例えることにします。この言葉は船井総研の小山政彦

代表取締役社長の言葉です。朝起きると眠いから会社に行かず

二度寝すると普通は大変な事になりますね。ひどい場合は職を

失うかもしれません。この例はミクロの善,マクロの悪です。

わかりにくい人はミクロを「短期的」「長期的」に変えて

みてください。

例えば,製薬会社が発売した製品に欠陥が見つかった

ら,製薬会社は市場にあるすべての製品を回収しますね。

これはその製品のコストとと回収費用はすべて損ですが

長期的な視野で見れば,消費者の信頼を失わずに済む。

という善があります。これを回収費用が惜しい(ミクロの善)

にとらわれてずっと何もしなければ,その会社の信用は失墜

するでしょう(マクロの悪)。

ちなみに意思決定で優先すべきは次の通りです。

@ミクロの善,マクロの善
Aミクロの悪,マクロの善
Bミクロの善,マクロの悪
Cミクロの悪,マクロの悪

@,Cはもう明らかですからそういう選択肢があれば誰でも

わかります。問題なのはA,Bです。


こういう話をすると,みなさん

そんなの当たり前じゃないかという顔をされます。ですが,

毎日の意思決定の中で人はミクロの善,マクロの悪という

習慣にどうしても流れてしまうという傾向があります。

恒石昌志はジムが定休日の月曜日以外は毎日ジムに行きます。

でもうちに帰って着替えたりしようとする前に寝転んだり

すると,どうももういいや,もう少し休んでからとグズグズ

してします。自己分析をすると部屋に帰って,座り込んだり

寝転がるとダメだなぁと分かりました。そのまま着替えて

ジムに行く。そうするのが一番怠けないんです。なにも

聖人のように完全に自分を律せよというのではなく,

もちろんそんなことは恒石昌志もできません。

ただ悪しき習慣を少しでも改善したければ,それを続ける

事で引き起こされるマクロの悪に焦点を当てましょう。

例えば,スビースモーカーを集めて肺がんの写真を見せる

と実際に何人かは禁煙に成功するそうです。

@いい方法としては自分の変えたい習慣を書き出す。

Aこれを続ける事で起こるかもしれないマクロの悪を
 書き出す。

という練習です。実際,デメリットをしっかり脳に

認識させると,いとも簡単に人の習慣が変わったりします。

「大局観」という言葉がありますが,今日は観点を変えて

大きな流れで自分を見るという話でした。

ではまた今度。

posted by 恒石昌志 at 19:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほんとYUKIの場合、先のことはいいことばかり考えるとこあって、悪い状況のこと考えないとこあります。
悪い状況も考えてそこから絞っていくのって大事ですね。
Posted by YUKI at 2007年01月24日 01:43
なるほど〜。
無意識にしている決断の積み重ねで、自分が創られるのですね。
結局、自分の人生、良くも悪くも自分次第!?
YUKIさんとは、逆に、先のことは悪いことをばかり考える友人に、恒石さんのブログを紹介しようと決断したつかもとでした。
Posted by つかもと at 2007年01月26日 20:23
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