2007年04月23日

本当に欲しいものはなに?

ある社長さんの話です。子供の頃から起業家を志し,実際に20代

で会社を起こした人がいます。彼の目標は現金で一億円所有

することでした。彼はこの目標を叶えるために自己啓発を

猛勉強し,30代で,会社も軌道に乗り,バリバリ働きました。

現金もどんどん増えていき,貯金も8000万を超えました。

ですが,そんなある日,彼の奥さんの父親が亡くなり遺産相続

で,2000万円を手にします。実際には奥さんの方ですが,

彼と奥さんの口座の残高は一億円を超えました。ちなみに彼も

彼の奥さんでさえ父にそんなに遺産があるとは知りませんでし

た。そこで彼はがっくりきたのです。自力で自分のビジネスで一億

円を稼ぎたかったのに・・・と。ですが,彼はそこで気づきが得られ

たそうです。そうか!目標が達成されたんだからこれでいいんだ。

自分は目標を達成するにはビジネスで儲けるしかないと決め

付けていた。でも最終目標を達成するにはいくつも道がある。

あーそうだったのか!と。その社長さんが教えて

くれた事,それは普通の人が目標設定をする時は,

Aが手に入ればBが手に入る

のAにフォーカスしてしまい方法論にばかりこだわってしまう


ということ。例えば,また一億円を例にすると,一億円欲しい

という人にその一億円で何をしたいかと聞くと,欲しい家が

一億円すると言ったとします。では,その人の本当の目標は

一億円を手にすることか,その家を手にすることか,

どっちでしょう?答えは家ですね。要は本当にその人の

欲しいものがその家なら,家さえ手に入れば一億円は必要ない

のです。もうひとつ例を挙げます。

あと5キロ痩せたいという女の子がいます。で,痩せてどうしたい

かというと,素敵な恋人と付き合いたいと言います。では,素敵

な恋人ができれば,5キロは痩せないでもいいのか?まあイエス

です。ここら辺は,それでも自分の満足のために痩せたいとか

痩せた方が健康にいいという理由がありますので絶対的には

イエスではありませんが,まあ痩せなくてもいいはずです。

かなりダメな例ですが,起業家予備軍の人と話をすると

「目標は社長になることです」

という人がいます。その目標変えた方がいいですよと恒石昌志

はいつも言います。

「目標は自分の会社を興すことです」

も同様にダメです。ここまで書くともう分かりますね。

なぜなら今の時代,最低資本金制度も撤廃され,自分の

会社を興し社長になることは手続き上20万ほどあれば誰でも

できます。で,それだけやって言葉としては目標達成です。

でも会社だけ作って肝心の事業がなければどうします?社長に

なるという目標達成で収入はなくなり生活に貧窮してはダメ

ですよね。今日言いたかったことは,直感的に欲しいものは

しばしば言葉にするとズレがでてきてしまう,ということ。

今欲しいもの,手に入れたいものをリストアップして,それが

本当に欲しいのか?自分が欲しいのはそれを手に入れたら,

副次的に手に入るものではないのか考えてみる事です。

で,本当に欲しいものに気づいたら,それを手に入れるための

方法論は無限大にあり,ひとつの方法にこだわらないことが大事

と知ることです。ではまた。
posted by 恒石昌志 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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