2008年04月29日

おじさんにズームイン!

今日は道を歩いていて起きた出来事から。

今日はお昼時、上野の近くの大通りを歩いていました。

ふと見ると、街路樹が植えてある道の端に、

あれっ?なにか人が・・・。

何かと思えばおじさんがしゃがんで隠れているんです。

これはかなり怪しい!

あの〜何に追われているのでしょうか?(と考える)

しかもおじさんニヤニヤしてる…。なんか切羽詰った

感じではないようです。

そして、「隠れている」というのは、いかにも

隠れきれてない「隠れている」であって、もう

バレバレの「隠れている」といった状態なのです。

世の中には、まあ変わった人もいるということで

見なかったことにして、また歩き出す。

すると10メートルぐらい先から、小さい幼稚園ぐらいの

かわいい女の子が周りをキョロキョロしながら

こちらに歩いてきます。すると、隠れていた

おじさんに気づいたようで、満面の笑顔で

そのおじさんのところに駆けていきます。

おじさんはおじさんで立ち上がり、これまた

満面の笑顔で腕を広げる。女の子はおじさんに

抱きついて、おじさんはそのまま女の子を

抱き上げます。

おじいちゃん隠れるの下手ぁ〜!

女の子がそういうのが聞こえました。

おじさんは、ひたすらニコニコしています。

おじさんと女の子はどうやらおじいちゃんと

孫の関係のようです。なんともほほえましい光景で

そこには立ち止まって、思わず顔をほころばせている

自分がいました。今日はここまでが、前置きでここからが

ビジネスの話。まず、デジカメで写真を撮るときを

思い浮かべてほしいのですが、普通ディフォルトでは

ズームされていない状態で、撮ろうとする被写体が

画面に映ります。それからズームインするわけです。

ですが、人生においては、いつもこのパターンとは限らず、

なにかすでにズームインされた状態から物事が始まる

ことがあります。それが往々にして矛盾点・理不尽に

思えることがあります。さっきのおじさんはその例で

おじさんにだけズームインしてみると変な人にしか見えません。

でも、ズームアウトしてみて全体の鳥瞰図から見る

おじさんは、孫とかくれんぼをしているほほえましい

おじさんです。ビジネスにもかなりこういう類の

話があってビジネスセンスの無い人の話って

うまくいっているシステムの一部分に

ズームインしている
のです。

こういう話があります。ワイキューブという有名な会社があって

地下には社員専用バーがあって一台150万円のビリヤード台が2台

置いているそうです。

はい、この話を聞いてビジネスセンスの無い人は

もったいないとか経費の無駄遣いじゃないかという反応をします。

150万円のビリヤード台にズームインしてしまっているのです。

ビジネスセンスのある人はズームアウトするのです。

実際、ワイキューブの安田社長の著書に書かれているのですが

150万円のビリヤード台が雑誌やテレビで取り上げられ、

元々社員の福利厚生のために買ったものが、宣伝広告

の役割を果たしていてこんなに安い投資は無いと

書かれています。ところで、安田社長は大学で生物学

を専攻されたようで著書には、よく動物・昆虫の

世界の例えが出てきます。例えば、サラブレッドの話

というのがあって、まず競走馬の優劣はほぼ100パーセント

遺伝で決まるそうです。というわけで速い馬の種付けは

一回数億円にもなるそうです。ですが、お金を

稼ぎたければ何回も種付けをいいのに馬主はそれをしない

そうです。矛盾のようにみえますが、実は速い馬が

たくさん生まれてしまうと、速い馬の価値自体が

下がり必然的に種付け料も下がるそうです。

これは、ズームアウトしてみると、非常に

納得のいく話です。

結論:ビジネスを論じるとき、一見矛盾点に

見えることはズームアウトしてみると

しっくりくることがある。

デジカメでズームアウトする感覚で、

ビジネスをとらえよう。


今日のビリヤード台の話とサラブレッドの話は

ワイキューブの安田社長の「千円札は拾うな。」という

著書を参考にしました。

posted by 恒石昌志 at 01:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: